2007-08-09
減価償却の方法が改正されました。
すっかり更新しないまま4ヶ月。
そんな4ヶ月前のことですが、今年の4月1日から減価償却が改正されています。
今回の改正は、日本の減価償却も欧米諸国に足並みを揃えて競争力をつけましょう! ということが前提なんです。
いままで日本の償却方法は残存簿価を残すことが強制されていたため、5%相当額の簿価が資産に積もりつもって、費用化することができませんでした。
これでは設備投資も促進されないというわけです。
そこで、この4月からは償却率も高くなり、なにより残存価額が1円まで償却ができることになりました。
実際に1円までの償却の過程は、取得日によって多少異なるため、今後の償却計算は結構煩雑な管理となってきます。
当面はさほど影響はないかもしれませんが、手元の固定資産台帳などで管理されている方は注意が必要です。
来年の確定申告では所得税の減価償却にも影響しますのでお忘れなく!