１日に今年の路線価が発表されました。

昨日のニュースでは、テレビ各局が銀座鳩居堂の前に１㎡の紙を広げて、
「この広さで　３，１８４万円です！！！」と驚く映像とともに、街角インタビューをしていましたが、
レポーターの高いテンションとは裏腹に、マイクを向けられた人たちのコメントが意外に冷静なのが妙におかしかったです。

ちなみに、去年よりも６８８万円（３３％）も高くなっているのです。わずか１㎡なのに・・。

鳩居堂といえば、狭い店内で和小物や和紙などが売られていますが、この高い地価を面前にして、
変わることなく数十年前と同じご商売を続けられていることに、老舗の力強さを感じます。

路線価は今年も前年よりかなり上昇したようですが、
土地売買の現場ではすでに下落が始まっているとか・・？

今年の１月１日の時点と、この７月の時点では景気の潮目が変わっているようです。

副都心線効果で新宿のデパートは軒並み売上アップで大喜び！
しかし、同時に路線価も副都心線効果で上昇！
当然固定資産税もアップするわけですし、それに見合う増収を維持しなければならないということです。

ちなみに、私の自宅前の路線価も去年より２万円上がっていました。
うちは売却する予定も無いですし、この路線価アップは喜ぶべきことなのか？

正直、微妙です。