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2008-08-01

速い! 電子納税。

近頃はありとあらゆるものが電子化されていますが、税金の納付も例外ではありません。 

すでに電子納税は数年前から始まっていて、それなりに普及し始めています。

先日、めずらしく銀行へ出掛ける用事があったため窓口で納税しようと思い、銀行の待合ロビーもさほど混んでいなかったので番号札をとって待っていたのですが、なかなか順番が回ってこない。
「また出直してこようかな~」と思い始めたとき、ふと、「そうだ! 電子納税すれば良かったんだ!」と思い出して番号札を返して帰ってきました。

私の利用しているソフト(TKC電子納税簡単キット)では、納付書画面に金額を入力し、画面の指示のままに「次へ」と進んでいくと、あれよあれよと納税額が税務署へ送信されます。

そのままさらに、自分のインターネットバンクへ進むと自動的に納付額と納付番号が表示され、「振込み」指示ボタンをクリックするだけで納税完了!

いともあっけなく納税されるため、ありがたいような、虚しいような? でも、とっても便利! そして、速い!

電子申告、電子納税、役所などの電子申請など、いろいろなことが便利になることはとても良いことです。

しかし、今日の新聞によると一度は下火になった振り込め詐欺が、今年に入って還付金詐欺に形を変えて急増しているとのこと。
税金の還付金を受取るために、ATMで操作するなんてあり得ないことなのに、被害が多いというのは悲しいことです。

ATMの周辺には被害を未然に防ぐため「携帯電話使用禁止」のボードが立てられていました。

払いすぎた税金は所定の書類に沿って還付手続を行うのがふつうです。
電話で還付口座を聞くことなんてあり得ないです。

便利なシステムは賢く使うためにあるのです。

還付金詐欺には十分気をつけてくださいね!