小規模宅地評価の改正は結構手痛い?!
晴天つづきのGWはいかがお過ごしでしたか?
お天気の良さにつられて思わず外出したにもかかわらず、高速道路の渋滞にはまることも無く、東京多摩地区、埼玉方面、房総方面、すべてすんなり快適な行楽を満喫できました。
多摩地区へは昭和記念公園でお散歩! 埼玉方面へはへなちょこゴルフ! 房総方面へは温泉! といろいろです。
房総へ向かう途上に首都高速を通過しますが、あいかわらず首都高はややこしくて、恐ろしくて、疲れました。
首都高もいつになくガラガラだったのでのん気に左斜線をスイスイ走っていると、突如、目的地方面への分岐指示の矢印が最も右側の斜線に登場!!
ひえ~~、と叫びながら、右端まで横移動を余儀なくされ、さらに別方向からの合流車両が入ってくる!! 恐ろしい!!
いまだカーナビのついてない車では気を抜く暇がありません。
業者のトラックがたくさん走っているような平日だったら、間違いなく車線変更できずに予定外な方面(横浜あたり?)へ強制的にたどり着いていたことと思います。
一段落して、のんびり館山街道を走っていると、唯一混雑していたのが近頃話題の「道の駅」でしたね。
新鮮野菜や切花がとっても安価で飛ぶように売れていました。
当初はあまり外出するつもりがなかったのですが、昨年のGWを引越し一色ですごした反動が出たような今年のGWでした。
そしてあれよあれよと5月も中旬! マズイ! 仕事をしなくては・・・!!
休み明けのぼんやりモードがいまだ残る中、今年の税制改正について・・・。 意外に地味ながら結構オモイ改正が多いのが今年の特徴です。
気になるのが、相続税の「小規模宅地特例の見直し」です。
特に「特定居住用宅地」に関わる部分は今回の改正に該当する事例も多くなると思われます。
いままで、一棟の建物うちに、特定居住用に該当する部分があれば、貸付部分などがあってもすべて80%評価減が可能でしたが、
これからは該当面積に限られて適用となり、その他の部分についてはその都度判定しなければなりません。
今後は遺産分割を行う際に、事業継続や居住継続が可能な相続人を意識しながら、財産の取得者を慎重に協議する必要がでてきます。
今回のこの改正については明らかな増税改正と思われるのに、なぜかひっそり音沙汰も無く国会を通過しています。
やはり、相続税は100分の5(納税対象者が5%)という狭い世界のことだからなのでしょうか?