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2016-05-11

広大地は奥深い!!!

晴天が多かった今年のGW!! 満喫できましたか?

わたしはといえば、今話題の「上田城」へ行ってみました!

天守閣はないのですが、なんだかほっとするお城でした。
盆地で有名な上田市のど真ん中にあって、お城の高台からは新幹線が見下ろせて、背後は川が流れてて(今は川はないですが・・)、
守りは万全といった感じです。

敷地内の博物館にいま国営放送で大活躍中の真田のお父上の武具が展示してあって、それがあまりに小柄なのに驚嘆してしまいました。
小さな中学生サイズくらいかな?

演じる役者さんはがっちりした体格で長身ですが、
昌幸氏の肖像画をみるととても痩せていて、ドラマの印象とは異なってホントに小さい方のようです。

その武具の胸元、手の甲、足元、あちこちに六文銭があしらってあります。
ホントに六文銭なんだ~ とまたまた妙なところに感動。

あの小さな体で信濃の山を守り、大きな大名たちと対等に戦ったと思うとまさに”あっぱれ”な知将であります。

そんな?GWもあけて・・・・
昨日は久しぶりに「広大地」の研修を受けてきました!!

「広大地」は相続税評価の専門用語ですが、
都内でいえば、およそ500㎡を超える土地の評価に際して、さまざまな要件を満たせばほぼ半分の評価額になるという必殺技です。

ただし、この“さまざまな要件”が曲者で、納税側と課税庁側で見解が分かれることも多く、難しい判断が迫られる評価方法なのです。

その道では著名な先生の3時間の講義はとても勉強になりました。

適用して申告していても、ふと、
「あれっ?! 大丈夫だったかな??」と不安になったりするので、まめに情報を仕入れることは大切であります。

わたしも申告の時に悩んだ「土地の最有効活用」という基準。

その土地、その土地の基準を見極める目を養って、上田城さながら、「万全の守り」を築いて、知将にあやかりたいものであります。