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2011-11-02

消費税の23年度改正は重いです。

気温が高めでいまだに半袖の洋服がしまえない11月の始まりです。

先日、消費税法の平成23年度改正の勉強会に参加してきました。

改正の内容についてはすでに認識はしていましたが、
特に「95%ルールの撤廃」は、実際来年の4月からこの改正が適用され始めると会計の現場はかなりとまどうのではないでしょうか?

いままで「課税売上割合」が95%以上の場合は、課税仕入れ等の税額全額控除が認められていました。

しかし、改正後は一定の事業者については、課税売上割合に応じた課税仕入れ等の税額しか控除できなくなったのです。

これが意味することは、日々の会計処理の段階で課税仕入れの用途区分を明確にしていかなければ、納税額が大きく変わってしまうということなのです。

消費税のもっともわかりにくくて、もっとも煩雑な処理規定を判断することが求められてくるのです。

生半可な知識では太刀打ちできないのでは?? ゆえに、会計の現場は大混乱?? になるのでは? と心配です。

知らなければ怖くないけれど、その事実を知ってしまうと恐ろしいという何とも厄介な改正です。

税率のアップよりもある意味困るかも?

とにかく、売上が5億円を超える事業者の皆さまは消費税について勉強することは必須条件となります。

来年の4月を迎える前に、今のうちから少しずつ知識を増やしていきましょう!!

そうはいっても、この知識を身につけることで、消費税の節税も可能になるので積極的にいきましょう!

今年もあと2カ月。 

食欲の秋に続いて、勉学の秋にチャレンジで!!